2012-06-15

美味しいお茶の淹れ方✿日本茶(煎茶)八女茶「室園銘茶株式会社」日本通tv


福岡県八女市を中心に作られている「八女茶」の特徴と、美味しいお茶(煎茶)の淹れ方についてご紹介します。八女茶の名店、室園銘茶株式会社 様のご協力のもと、ご紹介しています

室園銘茶株式会社
http://www.murozono-meicha.co.jp/

冒頭に八女茶の特徴と
お茶作りに対する思い、ものづくりへの思いを伺っています
どうぞご覧ください。

美味しいお茶の淹れ方をご覧ください。
ここでは、煎茶の淹れ方を中心にご紹介します。

1)熱湯を急須に直接入れると煎茶には温度が高すぎます。
熱湯をお湯飲みにいったん移します。

お湯飲みを持って熱さを我慢できる限界の温度がおよそ70度。
別のお湯呑みにお湯を移すとさらに5~10度温度が下がります。
これによって高温で溶け出しやすい苦渋味が抑えられます。

高級茶ほど思い切ってお湯を冷ますことがコツ です。
番茶や香りを楽しむほうじ茶、玄米茶は熱湯で淹れてください。

急須に茶葉を入れます。
茶葉の量は一人当たり2~3gです。
茶さじやスプーンを利用して自分の好みの量を覚えましょう。

お湯の量は少なめにします。
お湯の量を少なめに入れることで、甘味が凝縮され、
よりコクのある味わいになります。

目安としては、一人当たり玉露が約25cc、
煎茶は約40~70cc、ほうじ茶・玄米茶は約80ccが適量です。
味がくどいようであれば茶葉の量を少なめにしてみて下さい。
お湯を注いだら、1分待ちましょう。

廻し注ぎ(まわしつぎ)をしましょう
1、2、3の順に注いだら、次は3、2、1の順でお茶を注ぎましょう。
こうすることで、お茶の量と味の濃さが、均一になります。

急須に残った最後の一滴に甘味が凝縮されています。
しっかりと注ぎきりましょう。
また、最後の一滴まで出し切ることで茶葉が蒸れるのを防ぎ、
二煎目、三煎目までおいしく頂けます。

2)二煎目は湯温を少しあげる
お湯の温度を一煎目より10度上げてください。
甘味にほんのり渋味と苦味が加わり、味に奥行きがでます。

三煎目以降は直接熱湯を注いでもかまいません。
すっきりとした後味をお楽しみください。

■インタビューより「お茶づくりに対する思い、ものづくりへの思い」■

一番大きな八女茶の特徴は他産地のものに比べて甘味、コクがあること
甘味・旨味が非常に優れているということが一番の特徴ではないかと思っています。

素材・食材がもっているものに、人間がいかにおいしく食べるか、という
「どう付加価値をつけるか」ということがモノづくりの本来の目的だと思うんです。

いいものを作る一番大事なことは「丁寧に作る」
「いかにいいものを作るか」ということの積み重ね、

ですから、「今日よりも明日」、「今年よりも来年」
いかに良いものを作るかという精神力がいちばん、僕は大きいと思う。

~室園銘茶株式会社 代表取締役社長 室園 俊夫 様~

2012-06-11

煎茶の製造工程✿日本の食文化:日本茶「室園銘茶株式会社」日本通tv




今回の映像では、福岡県八女市にある八女茶の名店「室園銘茶株式会社」様のご協力で、お茶の葉の摘み取りから煎茶の製造までの工程を撮影させていただいております。

室園銘茶株式会社
http://www.murozono-meicha.co.jp/

この映像では日本茶の中で最も一般的なお茶、
「煎茶」の製造工程をご紹介します。
「生葉」を摘み、「煎茶」に製造されるまでの実際の工程をご覧いただきます。

また、お茶の樹を栽培する上で、心がけていることや
お茶摘みのコツについて、契約農家の方にも伺ってみました

「煎茶」とは、緑茶の1種で、露地で栽培したお茶の葉を蒸して作るお茶です。
「蒸す」という工程を経るお茶作りは、世界的に見ても珍しく、
「煎茶」は、ほとんど日本国内でだけで、生産消費されます。

ほどよい渋みと甘味があるのが特徴です。

お茶は保存性に優れています。
袋詰されたお茶は封を切らなければ、1年間はそのおいしさを保ちます。

多くの工程を経ることで、香り豊かで、濃厚な味の「煎茶」になるのですね。
日本ならではの、のどかな茶畑の風景も併せてご覧ください