2012-07-27

能❖日本の伝統芸能【日本通tv】


ここでは、日本の伝統芸能「能」の映像をご覧いただきます。
【撮影協力:代々木能舞台】http://www.yoyoginoubutai.com/

歌舞伎と同じように人気を誇る日本の伝統芸能、「能」ですが、
一番の特徴は「能面」と呼ばれるお面をつけて演舞することです。

演目は「石橋」です。2012年5月25日に行われた、
「代々木果迢会 五月定例公演」の模様をダイジェストでお届けします。

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大江定基は出家し寂昭法師と名を変えて入唐。
やがて清涼山に至り、かの「石橋」を目前にする。
橋を渡れば、先は「文殊菩薩」の浄土である。

すると、一人の童子が法師の前に現れた。
童子は、この「石橋」は修行した人間でも容易に渡れる橋ではない、
ゆえに思いとどまれ、と法師を促す。

童子は、この場にて待つならば浄土の様子を見せてやろうと言い残して姿を消した。
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前場と後場をつなぐ役割として、「間狂言」が行われます。
登場人物の紹介や、舞台展開の説明などをします。

獅子の登場楽である「乱序」が奏でられ、
力強い序曲の後に静寂な太鼓と小太鼓による「露の手」が続いて演奏される。
そして再び、激しい「出の乱序」となり、文殊菩薩の使いである獅子が現れる。

獅子は牡丹の花に戯れ、互いに舞い遊び、
「獅子王の勢い靡かぬ草木もなき時なれや万歳千秋と・・」
舞い納めて獅子の座に着いて終える

2012-07-06

農作業✿日本の食文化-お米-宮城県産ひとめぼれ植え付け作業:日本通tv


日本人の主食といえばお米ですよね。炊き立ての御飯は日本の食卓に欠かせないものです。この映像では、そのお米の生産方法の中から、お米の苗付けの工程をご紹介いたします-。ご覧いただきますのは、宮城県産の「ひとめぼれ」という品種の植え付け作業です。

「ひとめぼれ」は、他のお米と比べて粘りが強く・甘み豊かな特徴があります。歴史的には、1993年大冷害でササニシキが大打撃を受け、寒冷地でも耐えうる品種としてコシ-ヒカリと初星の交配により生まれた品種です。宮城県含む、東北6県・北関東・北陸などで、生産されています。
お米の植え付けは、毎年5月中旬頃行われます。宮城県登米市は、北上川がもたらしたくれた必須元素豊かな土壌や三陸海岸と栗駒山脈の中間地で穏やかな気候のためお米の生産-に適しています。
お米はこのように乗用田植機で植えつけていきます。5月中旬に植えると、大体6ヶ月ほどで成長し、10月初旬には収穫することができます。1ヘクタールの田んぼから、≒3-.5tのお米が収穫されます。
苗を植えていくときには、欠株にならないように気をつけます。
品質を保つために田植直前に苗箱に害虫駆除剤散布・水の水位管理・雑草駆除といった事を行っています。

以上、お米の苗が植え付けされていく様子をご覧いただきました。