2012-12-09

お米の収穫✿日本の食文化-農作業-宮城県産ひとめぼれ収穫作業:日本通tv - YouTube

お米の収穫✿日本の食文化-農作業-宮城県産ひとめぼれ収穫作業:日本通tv - YouTube:


日本人の主食であるお米の生産方法をご紹介します。これからご覧いただく映像は、苗付­けして成長した稲を、刈りとって玄米にするまでの工程となります。ご紹介しますのは宮­城県産の「ひとめぼれ」という品種です。

6月下旬~7月上旬に水抜きし中干しして、土壌の仮固めを行います。
8月初旬より稲穂が出始めるので、7月中旬~下旬に水田に給水します。

8月中旬頃、稲穂が出そろったら防虫剤を散布おこないます。
稲穂がついて間もないと柔らかいためカメ虫が付き水分を吸い取るので
コメの生育に悪影響を及ぼします。

9月上旬に再度水抜きを行い土壌を本固めします。

稲穂が色づく9月下旬から10月上旬にかけて稲刈りを行います。
昔は、手作業で稲を刈っていましたが、
現在ではコンバインを使って、一気に刈り取っていきます。

コンバインで刈り取られた稲は、このように「もみ」だけを残して集められます。
玄米の水分含有量は14%~15%が規格値になっているので、
籾の乾燥を乾燥機で14.5%を目安に乾燥させます。

乾燥に何時間かかるかは、籾の水分含有量と、
その時々の天候(湿度)によって変わってきます。

乾燥後、もみすりを行います。
もみすりによって籾殻が取り除かれたものが玄米です。
こうしてできあがった玄米が袋につめて農家から出荷されます。

普段食卓に並ぶ白米は、玄米の糠を削り取ったものです。
通常は白米の状態で店頭に並びますが、
玄米は精米所に持って行って精米してもらうこともできますし、
頻繁に精米する場合には、家庭用の精米機があると便利ですね。

以上、お米ができるまでの様子をご覧いただきました。